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なんでもない日々たち

「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」を観ました|映画館にて

シャーロックの映画「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」を観てきました。

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 映画レビューでは評価を低めにしている人がたくさん。ちょっと複雑な気分です。たしかに贔屓目に見てもドラマファンでなければ楽しめない内容かもしれません。本編の前後にオフショットが入る構成ってどうなんだ?

 

「SHERLOCK」はイギリスのBBCが制作する現代版シャーロック・ホームズギネスブックシャーロック・ホームズは「最も多く映画化された主人公」として記録されているそうです。今回の映画の舞台はヴィクトリア朝ヴィクトリア朝とは1837年から1901年、イギリスが最も輝いていた時代だそうです。シャーロック・ホームズは1887年から1927年にかけて発表された作品。なのでこの映画では逆輸入のように現代版が元の時代に戻った状態です。

 

死んだはずの花嫁の幽霊が各地で殺人事件を引き起こしみんなが恐怖するお話。シャーロックは幽霊なんか存在しないと断言して正体を解き明かすといった内容。

 

少し話が逸れますが、医師でもあった作者のコナン・ドイルは晩年心霊主義に傾倒していったそうです。コナン・ドイルが出てくるイギリスのドラマ「セルフリッジ英国百貨店」にもそんなくだりが出てきます。本のサイン会をしたついでにデパートで除霊会をしよう、みたいな流れになりノリノリな奥様とそれはちょっと・・と一歩引いた対応をするセルフリッジ。コナン・ドイルももともと幽霊なんか信じないタイプだったはずです。でも戦争による身内の死や体調不良なんかが重なりちょっとずつ傾いていったようです。その気持ちわからなくもない。時代が変わっても変わらぬ問題と、便利さにすっかり慣れてしまって薄れてしまうありがたみ。

 

美しい衣装の花嫁が乱射したりホラーっぽい演出や映像も美しい。ちょっと画面が暗く、字幕を追うのに必死だったので衣装をじっくり見れなかったのが残念。

 

いつものメンバーがいろんな登場の仕方するところが嬉しい。兄のマイクロフトの姿にびっくり。しかし特典映像でインタビューするマイクロフトことマーク・ゲイティスはいつも通りでひと安心。とにかく次シーズンが少しでも早く観れますように…!

 

観に行く前にhuluで予習とトリビアを! 

rocketnews24.com

 今回はカンバー・バッジのもしゃもしゃ頭がほぼ出てこない!しかもあの髪型をキープするのは本人的には嫌だったよう。似合ってるのに!

バイリンガル版 SHERLOCK ピンク色の研究

バイリンガル版 SHERLOCK ピンク色の研究